香川県丸亀市の食文化といえばうどんが代表的ですが、瀬戸内海と讃岐山脈にはさまれ、その距離の近さと、県内各地にあるため池の多さから田畑にも恵まれ、海の幸・山の幸といった食材が豊富なところです。また、その距離の近さから香川県ならではの料理があります。
ばばfoodセンターでは、その日常的な郷土料理・食文化を守りながら、新しいリノベーションを想造しています。
瀬戸内の春の味覚と言えば鰆。
とても縁起のよい魚として祝いや人の集るところでは必ず登場します。
春に採れるそら豆、えんどう豆、ふきなどとともに炊き合わせします。
春の旬の代名詞といえる筍は香川県でもたくさん使われます。
その中でも、木の芽を合わせて山の幸だけでなく、イカなどの海の幸も入ることから、この地方ならではの料理とうかがえそうです。
田植えシーズンが終わると農家ではこの地方ならではの「足洗い」と呼ばれる行事を行います。
何故だかタコの足を食べるという習慣があります。
節はさまざまありますが、きゅうりの酢のもの「きゅうりもみ」という形でタコと共に食べられています。
香川県の代表料理であることに違いない、正月のごちそう料理です。
1月1日〜1月6日まで朝・昼・夜と食べる習慣があります。
「おせちとあんもち雑煮」白みそとあんこの絶妙なバランスが他県では考えられないらしい…。
香川県全域で食べられている焼うどん。
昔はうどん屋さんに玉買いをしていたことから、昼はうどん、夜は焼うどん。
これが朝・昼・晩うどんを食べているとうわさをされることの真相であると思います。
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